Xiaomi「Mi 7」、AppleのFace IDのような顔認識モジュールを搭載


 
中国ベンダーXiaomiの新フラッグシップ機「Mi 7」のデザインは、AppleのiPhone Xに似たものになるといわれていますが、ノッチやワイヤレス充電のみでなく、顔認証システムFace IDにそっくりな機能までも搭載する予定であることが明らかになりました。

見た目だけでなく機能もコピー

Xiaomiの「Mi 7」は、今年2月にスペイン・バロセロナで開催された世界最大規模の携帯電話の見本市World Mobile Congress(MWC 2018)で発表される見込みでしたが、デビューは2018年第3四半期まで遅れるとみられています。
 
中国最大のソーシャルネットワーキングサイトWeiboで公開された画像を見ると、Xiaomiの新フラッグシップ機「Mi 7」には、iPhone XのTrueDepthカメラに近い機能が搭載される予定であることがわかります。赤外線(IR)センサ近接センサとみられるものが確認できます。
 

Xiaomi Mi 7


 
これらの構成要素が「Mi 7」のノッチに埋め込まれると、TrueDepthカメラに非常に近いものとなります。iPhone XのTrueDepthカメラは、光度センサ、ドットプロジェクタ、投光イルミネーター、赤外線センサ、マイクロホン、近接センサから構成されています。
 
Xiaomiが「Mi 7」で3D顔センシング機能を搭載すれば、Androidベンダーの中では特異な地位を築くことができますが、他企業が行なっていないことを実践するのは簡単ではありません。米チップメーカーQualcommの3Dセンシング関連ソフトウェアの調整がうまくいっていないなどの事情から、デバイスの発表が第3四半期までずれ込む見通しとなったようです。
 
Xiaomi「Mi 7」は、QualcommのSnapdragon 845システム・オン・チップ、指紋認証、6GBのRAMを搭載するといわれています。
 
 
Source:Weibo via Gadgets 360
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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