2017年度国内スマホ出荷台数、3,258万台で過去最高記録を更新!MM総研

iPhone X Apple 公式

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MM総研は5月10日、2017年度通期(2017年4月~2018年3月)の国内携帯電話端末の出荷概況を発表しました。スマートフォンの出荷台数は過去最高となる3,258万台で、Appleがシェアトップを維持しています。SIMフリースマホではHuaweiが初のシェアトップとなりました。

国内の総出荷台数、6年ぶりにプラス成長

2017年度通期の国内総出荷台数は3,746万台で、前年度比2.7%の増加となりました。総出荷台数がプラス成長となるのは6年ぶりのことです。
 
そのうち、スマートフォンが3,258万台で、初めて3,000万台の大台に乗った前年からさらに約250万台の伸びを記録し、出荷台数の過去最高記録を更新しました。
 
フィーチャーフォンは488万台で、対前年比23.1%減となり、こちらは2000年代以降の過去最低記録を更新しています。
 
総出荷台数のうち、スマートフォンが87.0%、フィーチャーフォンが13.0%で、スマートフォンの割合が対前年比4.4ポイント増加しています。

スマホシェアトップはAppleの49.9%

SIMフリーを含むスマートフォンのメーカー別シェアでは、Appleがシェア49.9%を占めてトップを維持しています。
 
2017年度通期の国内携帯電話端末出荷概況 MM総研
 
以下は、2位シャープ、3位ソニーモバイル、4位Samsung、5位富士通の順です。
 
なお、富士通は携帯電話事業を投資ファンドに売却することを1月末に発表しています。

SIMフリースマホでHuaweiが初のトップに

SIMフリースマートフォンの出荷台数は315万台で、対前年比11.9%増加しました。スマートフォンの出荷台数に占める割合は9.7%で、対前年比0.4%増と微増しています。
 
SIMフリースマートフォンのメーカー別シェアでは、Huaweiが31.5%を獲得して初のシェアトップに立ちました。以下、2位ASUS、3位Apple、4位シャープ、5位富士通の順となっています。

2018年のスマホ出荷台数、前年比約3%増の3,360万台

MM総研は、2018年の総出荷台数は2017年から2.0%増加となる3,820万台で、そのうち3,360万台がスマートフォンになると見込んでいます。
 
その後、2019年に3,790万台、2020年に3,930万台、2021年に3,890万台と、増加と減少を1年ごとに繰り返すと予測しています。

 
 
Source:MM総研
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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