Apple、iPhone7 Plusポートレートモードの広告で栄誉ある賞を受賞

Appleが制作したiPhone7 Plusのポートレートモードのプロモーション動画が、Art Directors Club of New Yorkで金賞と最高賞を受賞し、その革新性と芸術性が高く評価されました。
約1分の動画「Barbers」
Art Directors Club of New Yorkは広告、デジタルメディア、グラフィックと出版物のデザイン、包装、モーション、写真術、イラストレーションなど、幅広い作品の芸術性と革新性を評価します。そして参加作品の中からゴールドキューブ、シルバーキューブ、ブロンズキューブ、そして最高賞に当たるブラックキューブを選出し、表彰します。
AppleはiPhone7 Plusのポートレートモードに着目した「Barbers」でArt Directors Club of New Yorkに参加しましたが、先日発表された賞で、ゴールドキューブとさらに最高賞であるブラックキューブを獲得しました。「Barbers」は軽快な音楽とリズミカルな映像、カラフルな配色で芸術性も高い作品に仕上がっており、それが評価されたと思われます。
ポートレートモードはさらに進化
今回、プロモーション動画で賞を受賞したのはiPhone7 Plusのポートレートモードに着目した作品でしたが、iPhone8 PlusやiPhone Xではさらにポートレートモードが進化しています。iPhone Xではフロントカメラ(True Depthカメラ)でもポートレートモードが利用できるようになり、さらにiPhone8でも写真スタジオやステージ上で照明を使った時のような効果を出せるようになっています。
iPhone7 Plusではポートレートモードを使うことで、背景がボケて被写体がくっきりと強調され、写真に奥行きがでる効果が期待できました。iPhone8 PlusやiPhone Xではこれに加えて、さらに芸術性の高い写真も撮影できるようになりました。近い将来、プロモーション動画だけでなくポートレートモードで撮影した写真自体も芸術作品として評価される時が来るかもしれません。
Source:9to5Mac
(KAZ)