GoogleのAIを用いた絵文字探しゲームとは?

指定される絵文字の物体を実世界の中で探すゲーム「Emoji Scavenger Hunt」が、GoogleのAI実験プロジェクトのウェブアプリとして公開されています。スマートフォンでウェブページを開き、指定される絵文字と同じ物体をカメラでスキャンしていきます。
レベルアップに従い見つかりにくい絵文字が登場
絵文字探しゲームをプレイするには、emojiscavengerhunt.withgoogle.comにアクセスし、ウェブアプリを開き、「LET’S PLAY」ボタンを押します。カメラの使用許可を与えるとゲーム開始となります。
指定された絵文字と同じ物体を実世界の中から見つけ出し、カメラでスキャンします。AIが物体の判定を行ない、絵文字と同じものだと認められると次のステージに進むことできます。レベルアップするにつれ、実世界で見つかりにくい絵文字が指定されるようになっていきます。米メディアThe Vergeのジェイムス・ヴィンセント氏は、12個の絵文字をクリアしましたが、13個目の「いちご」絵文字を実世界で制限時間以内に見つけることができなかったようです。
ウェブアプリはうまく実装されているとのことですが、物体認識機能には若干でたらめな部分があるため、「スカーフ」絵文字は、布巾かけで代用できたそうです。
GoogleのAI実験プロジェクトの絵文字探しゲームが公開されたのは3月下旬のことですが、The VergeがGoogleの開発者会議「Google I/O」の開幕を5月8日に控え、改めてアプリを紹介しています。同メディアによれば、会議で新たなAIプロジェクトが発表されることは間違いないとのことです。
Source:The Verge
Photo:Experiments with Google/YouTube
(lexi)