Apple Watch、少女の腎不全の兆候を捉え、重篤な症状に陥ることを防ぐ

Apple Wath

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Apple Watchの心拍数測定機能が心臓の病気の前兆を発見したというニュースは多く報じられるようになっています。しかし今回、Apple Watchが病の前兆を捉え、命を救った少女は腎臓に関する病気にかかっていました。

頻脈を計測

フロリダ州に住む18歳の少女のApple Watchは、安静時に毎分190回の鼓動を計測し、そのことを彼女に通知しました。看護師である母に連れられて病院を訪れ、そこで彼女が重度の腎不全に陥っていることがわかりました。Apple Watchには安静時に異常な心拍数を記録すると通知する機能が備わっており、今回の彼女の病気の発見のきっかけになりました。

 

Apple Watch

 

現時点でApple Watchのセンサーで計測できるのは心拍数のみですが、心拍数の異常を検知することで心臓病以外の病気の発見にも役立つことがわかりました。またApple Watchに血糖値の測定機能の搭載を目指して研究が進められており、これが実現できればばさらに多くの病気の発見に役立つ可能性が出てきます。

クックCEOにも届く

少女の母親はAppleに「このようなすばらしい救命製品を開発してくださったことに感謝しています」と手紙を書き、またAppleのティム・クックCEOも少女の命が救われたニュースにTwitterでコメントしています。

 

 

Apple Watchは常に身につけているデバイスであるため、心拍数の異常を検知するのに役立ちます。Apple Watchの販売数が拡大し、装着している人が増えることで、今回のようなケースは今後さらに増えて行くと考えられます。またクックCEOがツイートしているように、Apple Watchがさらに健康管理で重要な役割を果たせるよう、Appleは日々機能向上の研究を続けており、Apple Watchが人の命を救うことも珍しいことではなくなるのかもしれません。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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