2018年のiPhone、イヤホン端子変換アダプタは同梱されない?

Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ

Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
 
2018年のiPhoneでは、Lightning端子と3.5mmイヤホン端子を変換する「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が同梱されない、との予測をBarclaysのアナリストが発表しました。同社のアナリストは、現地時間5月1日に発表されるAppleの業績に弱気の見方をしています。

2018年のiPhoneにはイヤホン端子アダプタが同梱されない?

Appleは、2016年に発売したiPhone7/7 Plusで3.5mmイヤホンジャックを廃止し、変換アダプタの同梱を開始しました。
 
変換アダプタは、2017年発売のiPhone X、iPhone8/8 Plusにも同梱されていますが、2018年のiPhoneには同梱されない、とBarclaysのアナリストは予測しています。
 
なお、この変換アダプタをApple純正で購入する場合、本稿執筆時点では900円(税別)で販売されています。

Appleの業績には悲観的

現地時間5月1日に発表されるAppleの業績発表を前に、Barclaysのアナリストによる業績予想も発表されています。
 
iPhone、特にiPhone Xの予想出荷台数を前月に続いて下方修正しています。
 
「ユーザーの多くが気にするのはバッテリーの持ち、カメラ、メール機能程度」であるのにiPhone Xは価格が高すぎるとして、Appleとスマートフォン業界全体の平均販売価格はさらに下がるべきだ、との見解を述べています。
 
アナリストは、2018年秋に発売される3モデルのうち、低価格帯製品と位置付けられる液晶ディスプレイモデルのヒットでiPhoneの販売台数は伸びる、と予測しています。
 
しかし、これは一時的な効果にとどまり、Appleのサービス事業の収入を有効に伸ばすことには繋がらない、と見ています。
 
そして、発表される業績が、予測どおりの投資利益であればApple株は売られて株価が下落する、として想定株価を157ドル(本稿執筆時点では165.26ドル)と設定しています。

 
 
Source:9to5Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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