Apple、2019年度のiPhoneの平均販売価格は高値を維持か

    iphone x

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    2018年秋のiPhoneラインナップは、2つの有機EL(OLED)ディスプレイモデルと、LCDモデルの3モデルになるとみられていますが、2019年度のiPhone平均販売価格は、現在の高値が維持される可能性が濃厚であると伝えられています。

    iPhoneに700ドル以上支払うユーザーが70%を超える?

    金融持株会社UBSのアナリスト、スティーブン・ミルノヴィッチ氏によれば、2018年秋のiPhoneラインナップには2つの価格設定が予測されるとのことです。
     
    1つめの価格設定シナリオでは、6.4インチのOLEDディスプレイモデルが1,099ドル(約11.7万円)、5.8インチのOLEDディスプレイモデルが999ドル(約10.7万円)、6.1インチのLCDモデルが750ドル(約8万円)になると想定されています。もう一方のシナリオでは、6.4インチのOLEDディスプレイモデルが1,050ドル(約11.2万円)、5.8インチのOLEDディスプレイモデルが900ドル(約9.6万円)、6.1インチのLCDモデルが700ドル(約7.5万円)となっています。
     
    ミノルヴィッチ氏のiPhoneの平均販売価格予想で最も重要なのは、70%以上のユーザーが700ドル以上のモデルを購入すると見ている点です。700ドル以上のモデルを購入したユーザーは、前年は40%に及ばず、大幅な成長が予想されていることになります。
     
    「OLEDディスプレイモデルが大型化するとともに、Face ID搭載モデルが購入しやすい価格になることで、平均販売価格が押し上げられる」とミノルヴィッチ氏はコメントしています。
     
    Appleの2018年第1四半期(2017年10-12月)の売上は、iPhoneの平均販売価格が796.42ドル(約8.44万円)に達したこともあり、史上過去最高額を記録しています。
     
     
    Photo:William Hook/Flickr
    Source:AppleInsider
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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