今年の終わりには折りたたみ可能な次世代スマホが登場?

huawei 特許 折りたたみ可能

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各ベンダーが開発にしのぎを削っているとされる「折りたたみ可能なスマートフォン」ですが、早ければ2018年の終わりにも、スマートフォン市場に登場する見通しです。

一番乗りはSamsungかHuaweiか

Samsung、Apple、Huawei、LG、OPPO、Lenovo、ZTEと、スマートフォン市場で存在感を放つ多くのベンダーが、折りたたみ可能なスマートフォンに関係した特許を有しています。特許を有しているということは、少なくとも同技術に関心があるということを意味しますが、サプライヤー事情に強いニュースサイトDigiTimesによると、2018年の終わりには、こうしたベンダーが折りたためるスマートフォンを市場に投入する用意があるそうです。
 
すでにSamsungが、こうしたタイプのスマートフォンを今年の終わりにもリリースするのではないか、と報じられています。
 
しかし、「Project Valley」という名で呼ばれているこの研究開発プロジェクトは、何年も前からもうすぐ正式に製品が発表されると言われ続けては、消費者の期待を裏切り続けてきたという経緯があります。こうした経緯や、仮に11月に生産を開始しても年内に発売されるとは限らないことを思うと、Samsungではなく、最初に名乗りを上げるのはHuaweiかもしれない、とニュースサイト9to5Macは指摘しています、
 
なおHuaweiが2017年、世界知的所有権機関(WIPO)に申請した特許から、1枚のディスプレイを真ん中で折りたたむことができる技術を開発していることが分かっています。
 
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2枚のパネルをヒンジで繋げて折りたたむタイプのスマートフォンは、すでにZTEが「Axon M」としてリリースしていますが(日本ではM Z-01Kとして2018年2月に登場)、これは単純に2台の独立した端末を繋げたといった側面が強く、次世代の折りたたみスマートフォンは、こういったタイプとは一線を画するものになると考えられています。
 
ちなみに、Apple2020年に折りたためるiPhoneをリリースすると予測されていますが、スマートフォン市場の盛り上がりによっては、2020年より早まる可能性もありそうですね。
 
 
Source:DigiTimes,9to5Mac,LETSGODIGITAL
Photo:iDrop News
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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