watchOS4.3、tvOS11.3が公開。HomePodソフトも更新

Apple HomePod

Apple HomePod
 
Appleは現地時間3月29日、Apple Watch向けのwatchOS4.3、Apple TV向けのtvOS11.3をリリースしました。またHomePodのソフトウェアも初めてアップデートしています。

watchOS4.3

watchOS4.3へのアップデートにより、Apple WatchからHomePodの音量調整や曲の再生が行えるようになりました。またナイトスタンドモードが横向きでも縦向きでも利用できるようになっています。
 
Siri Watchフェイスでは、アクティビティリングの達成状況が表示可能となったほか、Apple Musicに曲を追加した場合も表示されるようになりました。

tvOS11.3

tvOS11.3により、これまでApple TV 4Kでのみ可能だったフレームレートの調整が、Apple TV(第4世代)でも可能となります。またApple TVの設置場所の選択肢が、HomeKitと統一されました。
 
ベータ版の初期に存在していたAirPlay 2は、ベータ3で削除されたまま、結局復活していない模様です。

初のHomePodソフトウェアアップデート

またAppleは、2月にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売したHomePodのソフトウェアを初めてアップデートしました。これはiOS11.3に伴うもので、iOSデバイスをiOS11.3に更新すると、「ホーム」アプリが自動的にアップデートされ(またはアップデートをうながす通知が表示され)、HomePodのOSが更新されます。つまり、同OSのアップデートは、iOSデバイスの「ホーム」アプリ内で行われます。
 
米メディア9to5Macによれば、HomePodのOSはiOSの変形とでもいうべきもので、Apple社内では「audioOS」と呼ばれているようです。
 
なお今回のアップデートは、tvOS11.3同様、AirPlay 2には対応していないようです。
 
 
Source:9to5Mac(1),(2),(3)
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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