Apple、新たに補聴器、盲導犬、義手、車椅子などの絵文字を提案
Appleが現地時間23日、絵文字を含む多言語文字コード、Unicode(ユニコード)の国際規格を定めるユニコードコンソーシアムに、補聴器や盲導犬、車椅子など、身体の不自由さを表す新しい絵文字を提案したことがわかりました。
9種類の新絵文字を提案
Emojipediaのブログによると、Appleは、現時点では障害を持つ人々を表現する絵文字が存在しないとして、新絵文字の提案に至ったようです。
今回提案されたのは、男女の違いを含めると13絵文字(含めない場合は9絵文字)で、肌の色の違いを入れると合計45種類となります。
内訳はハーネスをつけた盲導犬、白杖をついた視覚障害者、補聴器をつけた耳、頬を人差し指で指している人(アメリカ手話で耳が聴こえないことを意味する)、電動車椅子に乗った人、手動車椅子に乗った人、義手と義足、ベストとひもをつけた補助犬(盲導犬以外)となっています。
承認されればEmoji 12.0に追加
Appleの提案が承認されれば、新絵文字は2019年前半に公開される「Unicode Emoji 12.0」に含まれることになります。
Appleは今回の提案はあくまで出発点であり、今後複数の障害者支援団体と協力し、新たな絵文字を提案していくと説明しています。
今年は157種の新絵文字が追加
ユニコードコンソーシアムは2月、「Unicode Emoji 11.0」を発表、2018年は157種の絵文字が追加されることを明らかにしました。
これらの新しい絵文字は、8月か9月頃に利用可能となる見通しです。
Source:Emojipedia via 9to5Mac
(lunatic)