Apple、「家族」ページを公式ウェブサイトに追加〜ペアレンタルコントロールに焦点

 
Appleが、自社製品やサービスに装備した、子供を守るためのペアレンタルコントロール機能をまとめた「家族」ページを公式ウェブサイトに追加しました。

既存の機能で家族を守れることを強調

「家族」ページでは、iOS、Mac、Apple TV、そしてApp Storeなどのオンラインサービスを含む、様々なプラットフォーム上で利用可能な保護機能の全体的な概要が説明されています。
 
主に5つのセクションに分けられているページは、App Storeの初歩から始まります。厳格なコンテンツキュレーション方針を強調しつつ、子供が直接アプリを購入できないようにする機能などがそれぞれ簡単に説明されています。アプリ内課金をブロックする機能も紹介されています。
 
Safariブラウザでのアダルトコンテンツの制限や、適切と思われるウェブサイトのみを表示させる機能についても触れられています。
 
2つめのセクションでは、「Find My Friends」機能を使用した現在地の共有について述べられています。位置情報は、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、AirPodsで利用可能です。デバイスの所有者は、音を使ってどこに置いたかわからなくなった製品の場所を特定したり、失くしてしまったデバイスのデータを遠隔操作で削除したりすることができます。
 
家族のメンバーが、同じアプリ、映画、テレビ番組、音楽、電子書籍にアクセスできるファミリー共有については、その次のセクションで紹介されています。Apple Musicのファミリープランや、iCloudを介した家族間のカレンダー、写真アルバム共有などについても触れられています。
 
Appleは、健康管理のための製品・サービスにも4つめのセクションで光をあてています。質の良い睡眠を得るためのブルーライトの避け方、「ベッドタイム」機能などが紹介されています。また、「運転中」モードが十代の若者に役立つことも述べられています。緊急 SOSや、メディカル IDの設定方法などについても同時に触れられています。
 
最後にAppleは、Touch IDやFace IDなどセキュリティ技術の素晴らしさについて短く触れ、ユーザーのプライバシー保護の重要性を強調しています。
 
 
Source:Apple via AppleInsider
(lexi)