東京メトロ、車掌にiPad mini400台を配布、運行情報把握などに活用

東京メトロ

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東京メトロは、列車に乗車する車掌にiPad mini 4を配布し、車内での案内放送や訪日外国人への対応、各種マニュアルの電子化に活用すると発表しました。3月17日から順次、導入を開始します。

運行情報の迅速な把握、外国人対応、マニュアル電子化に活用

東京メトロでは、2010年からiPadの導入を進めており、15年からは改札口や駅事務室でのiPadを活用した案内を行っています。
 
2018年3月17日からはiPad mini 4を約400台導入し、地下鉄の車掌に配布します。同日より千代田線から導入開始し、2018年度中に各線への導入を完了する計画です。
 
iPadの活用により、東京メトロのほか、JR東日本、小田急、東急、京王の各線のアプリや運行情報メールなどを活用して、リアルタイムな運行情報の把握が可能となります。また、現在は紙で持ち歩いている点検マニュアル類を電子化することによる紙の使用量削減も期待されています。
 
さらに、27言語対応の音声翻訳アプリ「VoiceTra」を活用し、輸送障害発生時など訪日外国人への案内対応を行うとしています。
 

VoiceTra(音声翻訳)VoiceTra
カテゴリ:旅行
現在の価格: 無料

※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。

Apple公式サイトでも紹介されている東京メトロの導入事例

Appleは、iPadなどの製品をビジネスの現場に導入した成功事例などを紹介する特設サイト「Apple at Work」を公開しています。
 

「Apple at work」の成功事例ページで、東京メトロのトンネル検査業務でのiPadとiBeaconの活用事例が、動画入りで紹介されています。
 
東京メトロ 「Apple at Work」
 
同ページでは東京メトロのほかに、英航空王手ブリティッシュ・エアウェイズのサービス向上への活用事例や、オーストラリアのクイーンズランド州警察が現場の最前線での業務効率化に活用する事例などが紹介されていますので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

 
 
Source:東京メトロ, Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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