Appleのプログラミング言語「Swift」がトップ10に返り咲き

Swift Playgrounds

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Appleの開発したオープンソースのプログラミング言語「Swift」が、最も使用されている言語トップ10に再びランクインしました。

AppleのOSのためのプログラミング言語「Swift」

ソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービスであるGitHub(ギットハブ)と、デベロッパのためのQ&AサイトStack Overflow(スタックオバーフロー)上でのデータをもとに、調査企業RedMonkがプログラミング言語の使用度ランキングを導き出したところ、Appleの「Swift」が再びトップ10入りしていることがわかりました。
 
RedMondのランキングは、統計的な正確さよりも、プログラミング言語に関する議論と、使われ方の関連性に焦点を当てており、そこから将来的な言語トレンドの洞察を得るのが目的とされています。
 
尚、使用度トップ5に入ったプログラミング言語は、JavaScript、Java、Python、PHP、C#となっています。
 
RedMondは、Swiftに関して、「言語として成熟してきている」と述べるも、「技術的には、Objective-Cに取って代わろうとしているだけであり、それを超えようとはしていない」と、あくまでObective-Cの代替言語であるとの見解を示しています。
 
しかしながらSwiftは、サーバサイドでの牽引力に欠けるにも関わらず、リリースからわずか4年ほどでプログラミング言語のトップ10を果たした点は十分に評価できると、米メディアAppleInsiderはその功績をたたえています。
 
Appleは、Swiftのプロモーションに躍起になっており、1月末にはAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、カナダ・トロントのApple Storeに突然現れ、Swiftの宣伝を行なったり、その前には、イギリス・エセックスの継続教育機関のカレッジを訪問するなど、CEO自らが奔走しています。
 
 
Source:RedMond via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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