iPhoneが充電中も耐水に?Apple、Lightning端子耐水化の特許を申請

Apple Lightningケーブル

Apple Lightningケーブル
 
Appleが、Lightning端子に耐水パッキンを追加し、充電中の耐水性能を確保できる技術の特許を申請していたことが明らかになりました。iPhoneなどの充電中にも耐水性能が追加できるようになると期待できます。

Lightning端子に耐水パッキンを追加

米国特許商標庁(USPTO)が現地時間3月8日、Appleが申請したLightningケーブルの端子部分に耐水パッキンを追加する技術の特許を公開した、とAppleの特許情報に詳しい米メディアPatently Appleが報じています。
 
特許は2017年第1四半期に申請が受け付けられており、実際に製品化されるかは不明ですが、iPhoneやiPadの充電中にも耐水性能が追加されることが期待できます。

iPhoneは耐水になったが充電中は非対応

iPhoneシリーズには、iPhone7/7 Plus以降のモデルでIP67等級の防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えています。
 
しかし、AppleがiPhoneが濡れている状態では充電しないよう呼びかけているように、充電中の耐水性能は確保できていません。

iPhoneに接続すると外部からの水やホコリをシャットアウト!

Appleの特許申請書類には、Lightning端子部分に柔軟な素材のパッキンを取り付けることで、端末に接続した状態で外部からの水などの侵入を防ぐことが可能となる、と記されています。
 
Apple Lightning 端子 特許
 
断面図を見ると、パッキンが端子の穴をしっかり塞ぐ形状になっていることがわかります。
 
この特許技術が製品化されれば、湿気や粉じんなどの多い、過酷な環境でiPhoneやiPadを充電しながら長時間使用できるようになることが期待できそうです。

 
 
Source:PatentlyApple
Photo:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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