Android、ユーザーロイヤルティー調査でiOSを上回る
モバイルOSのロイヤルティー調査の結果、Android OSのロイヤルティーがiOSを超えていることがわかりました。
Androidのロイヤルティーは90%超え
Apple製品ユーザーのロイヤルティーの高さはよく知られていますが、調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)が発表した最新調査結果から、2014年の中盤以降、AndroidユーザーのロイヤルティーがiOSユーザーのロイヤルティーを上回っていることが明らかになりました。
CIRPによれば、AndroidとiOSのロイヤルティーは2016年初頭からほぼ変化しておらず、高い水準を維持しています。特にAndroidについては平均91%と、iOSの86%を超える数字となっています。
2016年1月から2017年12月にかけてのAndroidのロイヤルティーは89〜91%、一方iOSは85〜88%で推移しています。
絶対数ではAndroidからiOSへの切り替えのほうが多い
CIRPのパートナー兼共同創業者のジョシュ・ロイツ氏は、Androidユーザーのほうがロイヤルティーがやや高い理由について、使えるアプリや音楽、ビデオが多いこと、またAndroidデバイスの選択肢が多いことを挙げています。
ただしCIRPの調査の対象となっているのはわずか500人と、非常に少ない点に注意が必要です。
またロイツ氏は、Androidのほうがユーザー数が多いこともあり、「iOSからAndroidへ切り替えるユーザー数よりも、AndroidからiOSへ切り替えるユーザー数のほうが多い」とも述べています。つまり絶対数で見ると、iOSが獲得した元Androidユーザー数のほうが、Androidが獲得した元iOSユーザー数を上回っているということです。
Photo:Pixabay
(lunatic)