Apple、サポート文書で詐欺メールの見分け方を説明

apple フィッシング

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Appleは2月後半にWebサイト上のサポート文書を更新し、App Store、iTunes Store、iBooks Store、Apple Musicからの領収書の送付を装ったメールの見分け方を改めて説明しています。

詐欺メールの見分け方を改めて解説

Appleは以前から、iTunes Storeからの正規のメールを識別する方法を説明する文書を公開していますが、2月23日付けでここに新たにApp Store、iBooks Store、Apple Musicを追加し、詐欺メールの見分け方、アカウントを守る方法などを解説しています。
 
iPhone Maniaでも1月初めにお伝えしましたが、最近、Appleからの領収書を装った巧妙なフィッシングメールが増えています
 
アプリ内課金など身に覚えのない領収書メールが届いたら、まずはそのメールに請求先の住所(自分の住所)の記載があるかどうかを確認するよう、Appleはアドバイスしています。フィッシングメールの送信者は、通常そこまでの情報は持っていないからです。
 
次に、App Store、iTunes Store、iBooks Store、Apple Musicのアプリで購入履歴を確認します。
 
またメール内に「社会保障番号(アメリカの場合)」「母親の旧姓」「クレジットカード番号の全桁」「クレジットカードのCCVコード」を尋ねる文章があれば、これは間違いなく詐欺メールです

アカウント情報などの変更はデバイス上で直接行う

アカウント情報や支払い情報のアップデートを促すメールが届いたら、メール内のリンクをクリックしたり、メールに返信したりせず、自分の所有するiPhone、iPad、iPod touchの「設定」、MacのiTunesまたはApp Store、PCのiTunesで直接行いましょう。
 
Apple IDのパスワードの変更も、デバイスの「設定」か、appeleid.apple.comのみで行なって下さい。

 
疑わしいメールを受け取った場合は、 reportphishing@apple.comに転送してください(日本語サイトでは、www.apple.com/jp/support/itunes/store の Web サイトにアクセスし、iTunes Store カスタマーサポートまでお知らせくださいとありますが、どちらの方法でも問題ないと思われます)。

 
 
Source:Appleサポート文書(英語),Appleサポート文書(日本語)
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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