2017年第4四半期世界スマホ売上、Appleが半分以上を獲得

iPhone X Apple 公式

iPhone X Apple 公式
 
iPhone Xが発売となった2017年第4四半期(2017年10‐12月)の世界スマートフォン売上で、Appleの売上が51%を占めていたことがわかりました。

Appleの売上シェアは51%

Appleが発表した、同社2018年第1四半期(2017年10‐12月)におけるAppleのiPhone売上は、615億ドル(約6.5兆円)でした(筆者注:Strategy Analyticsの表では614億ドルとなっています)。
 
調査会社Strategy Analyticsの推測では、AppleのiPhone売上は2位のSamsungのスマートフォン売上の3倍強、3位のHuaweiの7倍強です。
 
この四半期においてAppleは、その他すべてのライバルの売上を合わせたよりも大きな売上を得たことになります。Strategy Analyticsは、これにはiPhone Xが貢献している、としています。
 
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iPhoneの平均販売価格が100ドル上昇

2017年10‐12月におけるiPhoneの平均販売価格は796ドル(約8.5万円)で、2016年10‐12月の695ドル(約7.4万円)からほぼ100ドル上昇しています。Strategy Analyticsによれば、約800ドルという価格は業界平均のおよそ3倍です。
 
Appleは2017年10‐12月に7,730万台のiPhoneを販売したと発表しましたが、iPhone Xが何台売れたかは公表していません。しかし999ドル(日本では112,800円)のiPhone Xが、世界のスマートフォン売上全体におけるAppleのシェア拡大に貢献したのは間違いないでしょう。

 
 
Source:Strategy Analytics via MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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