Appleの株主総会ハイライト

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    Appleは現地時間2月13日、新本社屋Apple Parkのスティーブ・ジョブズ・シアターにおいて、年次株主総会を開催しました。

    複数の記者が株主総会の様子を報告

    四半期決算とは異なり、Appleは株主総会の様子をライブストリーミングで中継していませんが、総会に参加した複数の記者がTwitterなどでその様子を伝えています。
     
    株主総会の時間のほとんどは、株主の提案についての議論と投票に費やされました。質疑応答の内容も、大半は今月初めに行われたApple第1四半期決算発表でのコメントを繰り返すものでしたが、いくつか興味深いAppleの回答を米メディアMacRumorsがまとめていますのでご紹介します。

     

    • iPhone Xの顧客満足度は99%。
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    • AirPods、Beats、Apple Watchを含むAppleのウェアラブル事業規模は、Fortune 300社の企業の規模に「近づいている」。2月初めの時点では、ティム・クック最高経営責任者(CEO)はFortune 400社の規模、と述べていました。
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    • Appleは2017年に19社を買収(10社は報道などで明らかになっていますが9社は不明)。
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    • 製品・サービスすべてを合わせると、有料利用者数は約2億5,000万(これはApple MusicやiCloudなどのすべての利用者の合算と思われます)。
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    • Apple社内にはすでにティム・クックCEOの後継となる候補者が複数存在(株主総会では毎回この話題が議題として取り上げられているそうです)。
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    • クックCEOはモバイル決済について「個人的に考えていたよりも立ち上がりが遅い」と述べています。ただし中国、ロシアなどの主要国では普及が加速しているようです。
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    • クックCEOは実店舗、つまりApple Storeはなくならない、と考えています。

     
    また株主総会の質疑応答では、Appleが注力しているとは思われない口腔の健康(電気歯ブラシでしょうか?)に関する同社の活動についての質問や、「iPhoneはいつ耐水になるのか?(ご存知の通りiPhone7以降すでに耐水)」といった、Appleの業務内容をあまり理解していないと思われる質問もいくつかあったようです。
     
     
    Source:MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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