iPhoneやiPadの偽造品をアメリカで売って儲けていた中国人男性が御用に

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学生ビザでアメリカに滞在していた中国人男性が、iPhoneやiPadの偽造品の販売を行なっていたとして逮捕されたようです。男はこれまで110万ドル(約1.2億円)もの利益を上げたといわれています。

4年半で40,000万点の偽造品を持ち込む

アメリカ合衆国司法省の発表によれば、ジャンファ・ジェフ・リー氏(43)が同国内にApple製品の偽造品を輸入、販売していたとして逮捕されました。
 
リー氏は、イタリア人の仲間と手を組み、2009年7月から2014年2月までの約4年半の間に40,000万点もの偽造デバイスをアメリカに持ち込んだとされています。iPhoneとiPadが主に輸入されたとみられており、外箱も含まれていたようです。
 
資料によると、リー氏はApple製品の偽造品の販売で110万ドルもの利益を上げていたとのことです。

デバイスと箱を別々に輸入

アメリカ合衆国税関・国境警備局から感づかれるのを避けるため、リー氏はiPhoneやiPadなどの偽造デバイスと、偽の外箱を2つに分けて持ち込んでいたとされています。一度輸入が成功すれば、パッケージを組み上げ、アメリカ国内全域に散らばる仲間たちに送っていたとのことです。
 
リー氏は政府の目をくらますため、受け取った資金をフロリダ州とニュージャージー州にある共謀者の銀行口座へと振り分けていました。収益の一部はイタリアの共謀者へと送られていたことがわかっています。
 
リー氏以外の共謀者もすでに全員容疑を認めており、そのうちの1人はすでに昨年7月から37ヶ月間の懲役刑を受けている模様です。
 
 
Source:アメリカ合衆国司法省 via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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