Appleティム・クックCEO、母校デューク大学の卒業式でスピーチ決定

Apple ティム・クックCEO デューク大学 卒業式

Apple ティム・クックCEO デューク大学 卒業式
 
アメリカのデューク大学は5月に行われる卒業式で、Appleティム・クック最高経営責任者(CEO)がスピーチを行うことを発表しました。クック氏は同大学の卒業生であり、2015年からは評議員として大学の運営に関わっています。

ティム・クックCEO、MBAを取得した母校でスピーチ

デューク大学は現地時間5月13日に行う卒業式で、ティム・クック氏がスピーチをすると発表しました。
 
クック氏は、1988年にデューク大学のビジネススクールでMBA(経営学修士)を取得しており、2015年には評議員に就任し大学の運営に助言を行う立場にあります。
 
また、同大学のバスケットボールチーム、Blue Devilの大ファンでもあるクック氏は、試合に何度か足を運んでいます。
 
デューク大学は、2018年版のタイムズ世界大学ランキングで総合17位に入る名門大学で、ニクソン大統領や、元GM会長のリチャード・ワゴナー氏などの要職者のほか、プロ野球のMLBやプロバスケットボールのNBAに多くの選手を輩出しています。

アニ文字で語る学長やクック氏

デューク大学は、クック氏の登壇を発表する動画を公開しています。動画にはiPhone Xの製品紹介動画のように、アニ文字が使われています。
 
犬の顔文字で話すビンセント・プライス学長が「ティム・クック氏が春の卒業式でキャンパスに戻ってくるのを大変嬉しく思います」と語った後、キツネのアニ文字と一緒にクック氏が登場しています。
 

昨年はMITの卒業式でスピーチしたクック氏

クック氏はこれまで、大学の卒業式でのスピーチを3回行なっています。学部時代の母校であるオーバーン大学での2010年のスピーチに始まり、2015年にジョージワシントン大学で、昨年はマサチューセッツ工科大学(MIT)の卒業式でスピーチしています。
 
世界トップクラスの工業系大学であるMITの卒業式でクック氏は「テクノロジーには、品位と思いやりが注入されていなくてはならない」と語り、テクノロジーだけでは問題は解決できない、と説いています。

スティーブ・ジョブズ氏の名言も大学の卒業式でのスピーチ

AppleのCEOによる大学の卒業式でのスピーチといえば、故スティーブ・ジョブズ氏の名言「貪欲であれ、愚かであれ(Stay hunggy, stay foolish)」で知られる、2005年にスタンフォード大学で行ったスピーチがあまりにも有名です。
 

 
 
Source:デューク大学 via AppleInsider
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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