Google、すべての決済サービスを「Google Pay」に統合

Googleによって提供されている決済サービス、Google ウォレットとAndroid Payが統合され、「Google Pay」という新ブランドとなりました。
Google決済サービスの変遷
Googleは8日、公式ブログで決済サービスの新たな枠組み「Google Pay」を発表しました。同社5つ目となるブランド名です。
Googleはかつて、オンライン決済代行サービスのGoogle Checkoutを提供していましたが、2011年にGoogle ウォレットに統合し、小売向けのサービス展開も2013年末に終了しました。
Google ウォレットは同社初のスマートフォンで利用可能なNFC(近距離通信)決済システムで、後にモバイル決済機能はAndroid Payへと統合されました。その後、Google ウォレットは個人間送金サービスへと生まれ変わりました。
新ブランド「Google Pay」
Android PayとGoogle ウォレットが統合され「Google Pay」になることにより、決済がよりスムーズになるといわれています。
Googleの製品管理部門の上級副社長を務めるパリ・バット氏は、「Google Payでは、Googleアカウントでの決済情報の管理がしやすくなり、安心して速やかに勘定を済ませることができる」とコメントしています。
Google Payは、Airbnbなどのプラットフォームですでに利用可能になっていることが伝えられています。
Source: Google via Gadgets 360, Ars Technica
(lexi)