Samsung、Galaxy S9搭載チップの詳細を公式サイトで公開


 

Samsungは4日、同社のフラグシップ機Galaxy S9に搭載予定のExynos 9 Series 9810チップの詳細を公式ウェブサイト上で公開しました。

Galaxy S9の機能の片鱗が明らかに

Exynos 9 Series 9810チップは、昨年中頃ARMにより発表された機械学習に特化したチップアーキテクチャのCortex-A75とCortex-A55が基礎になっているとみられています。
 
公式ウェブサイトには、AI自体がチップデザインに組み込まれているのか、もしくはただAIに関連するタスクに最適なのかは言及されていませんが、再現性の高い顔のトラッキングフィルターや、顔を使った認証システムについての記載も見られ、Samsungのフラグシップ機にiPhone Xのアニ文字やFace IDに近い機能が盛り込まれる可能性が示唆されています。
 
Exynos 9 Series 9810チップには8つのコアが搭載されており、そのうちの4つはパワフルな第3世代のカスタムコアとなっており、最大処理速度2.9GHzに達するとされています。また、効率性も大きく改善され、シングルコアパフォーマンスはこれまでの2倍になり、マルチコアパフォーマンスでは40%の性能向上がみられるとのことです。
 
Exynos 9810チップには、業界初となる1.2GbpsのLTEモデムが搭載されており、6つの連続した帯域をまとめるキャリアアグリゲーション(6CC CA)をサポートしています。

Galaxy S9のリーク画像が投稿される

中国のマイクロブログサイトにSamsung Galaxy S9のリーク画像が投稿されました。鮮やかなシルバーの背面カバーが印象的です。
 

 

 

 
 
Source:Samsung, fin24tech
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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