Microsoft、360度回転が可能な折りたたみ式スマートフォンの特許を取得
Microsoftの折りたたみ式スマホ、通称「Surface Phone」に盛り込まれる可能性のある技術の特許が見つかりました。特許には、2つのディスプレイを山折りと谷折りの双方向に折り曲げることができるちょうつがいの仕組みが記載されています。
大きいディスプレイをポケットに収めるには折りたたみしかない?
Microsoftは、ディスプレイが大きいほどユーザーエクスペリエンスは向上すると考えているようで、この仕組みは大きいディスプレイをポケットに収めるためのものとの記述があります。
デュアルディスプレイのスマートフォンやタブレットの場合、開いて平らな状態にすると、1つのつながったディスプレイのようになる。閉じると両方のディスプレイが向き合う形になり、画面を保護できる。完全に開いた状態にすると、2つのディスプレイが外側に向くので、反対側の画面を見るにはデバイスを裏返す必要がある。
デュアルディスプレイのちょうつがいを作る難しさ
Microsoftの特許には、デュアルディスプレイのちょうつがいを作ることの難点についても触れられています。
課題の1つとして、2つのディスプレイをスムーズに開閉できるようにすることが挙げられています。またディスプレイを開閉するとき、どのポジションでもディスプレイが固定できるようにすることが難しいとされています。
Microsoftの折りたたみ式スマホが、デザイナーのデイビッド・ブライヤー氏が最近公開した、「Surface Phone」のコンセプトデザインのようなデバイスになる場合、スマートフォン市場を席巻する可能性も夢ではなさそうです。
Source:Windows Latest
(lexi)