中国大手OPPO、日本のスマホ市場へ参入へ~カメラの自撮り性能に強み

    OPPO r11s

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    中国大手ベンダーであるOPPOが、2018年春をめどに日本のスマートフォン市場に参入する方針を固めていることが分かりました。中価格帯のスマートフォンで、iPhoneの人気が世界に比べても強い日本で攻勢を仕掛けるとされています。

    中国のスマートフォン=安いという見方は古い

    中国のスマートフォンが、3万円前後でコストパフォーマンスに優れるモデルという見方はすでに過去のものとなりつつあります。
     
    中国最大手であり世界シェア3位につけるHuaweiのフラッグシップモデル「P10」は、一番安いモデルでも3,488元(約5万6,000円)しますし、Xiaomiの「Mi MIX 2」も、最も高額なプレミアモデルで4,699元(約7万5,200円)という価格です。
     
    最先端のチップやカメラを搭載し、SamsungやAppleの端末と遜色のない性能を誇るスマートフォンを提供する中国ベンダーが、新興国だけではなく、日本を始めとする先進国にも食指を動かすのは自然の道理といえるでしょう。

    自撮りをアピールするOPPONENTS

    世界シェアで4位につけるOPPOも、スマートフォン需要が飽和しつつある中国を飛び出し、新たに日本のスマートフォン市場に参入を計画する中国ベンダーのひとつです。
     
    すでにHuaweiが日本のMVNO市場で大きな存在感を放っており、OPPOも中価格帯モデルで大きな需要が見込めると踏んだ格好です。
     
    OPPOの強みは何と言っても、高性能な自撮りカメラを搭載したスマートフォンです。
     
    OPPO r11s
     
    例えば、11月に発表されたフラッグシップモデル「R11s/R11s Plus」は、アスペクト比18:9の有機EL(OLED)ディスプレイ搭載といった“今風”のデザインのみならず、インカメラ側に2,000万&1,600画素のデュアルカメラ、インカメラ側に1,600万画素のAI搭載カメラを搭載しているのが特長です。
     
    日本でこうしたスマートフォンがどのような形で投入されるのかどうかは分かりませんが、これまでの日本にはなかったタイプの端末であるだけに、リリースの暁には大きく注目を集めるのは間違いないでしょう。
     
     
    Source:日本経済新聞
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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