FBとインスタでロシアのフェイクニュースを共有していないかが確認可能に
Facebookは11月、ユーザーがロシアの情報操作団体が作成したアカウントやページにリンクしていないかどうかを確認可能なツールを作成すると発表しましたが、そのツールが現在、利用可能となっています。
アメリカ大統領選挙でのロシア介入
2016年のアメリカ大統領選挙では、ドナルド・トランプ現大統領を選挙に勝利させるために、ロシアがFacebookなどを利用して介入したと言われ、大きな話題となりました。
Facebookのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は当初否定していましたが、のちにロシアがバックについた政治広告を大量に掲載していたことを認めました。1,000万人以上のユーザーがこれらの広告を目にしたと伝えられています。
新ツールで確認が可能に
Facebookはユーザーが情報操作されていないかどうかを自ら確認できるよう、新しいツールを作成、現在利用可能となっています。ただし英語のみの表記で、現在日本では利用できません。
Facebookのヘルプセンターにあるこのツールでは、Facebook上でロシア支援の団体であるInternet Research Agencyが作成したアカウントやページとリンク、あるいは「いいね」を押していると、それらのアカウントおよびページが表示されます。Facebookだけでなく、Instagramも確認可能です。
日本語のアカウントやページでロシアの情報操作が行われているものは少ないと思いますが、英語のページやアカウントにリンクしている方は、確認してみてください。
Source:The Verge
(lunatic)