Apple Watchアプリ、2018年4月以降はアップデートもネイティブ化が必須に
現地時間11月16日、Appleはデベロッパー向けのサポートページを更新し、2018年4月以降にアップデートされるアプリはネイティブ化が必須になることを発表しました。
watchOS 2以降のネイティブアプリのみアップデート可能に
Appleは2016年6月以降にApp StoreでリリースされるApple Watchのアプリについて、ネイティブアプリであることを必須としました。
ネイティブアプリは一度ダウンロードすれば単独での利用が可能であるのに対し、Webアプリ等はブラウザを利用する必要があるため、起動や動作が遅いといったデメリットがあります。
Apple Watchリリース当初は、サードパーティー製アプリはネイティブアプリでなかったため、ユーザーから動作の遅さに関して不満の声が挙がり、Appleは上記のような対応をとりました。
そして、2018年4月1日以降は非ネイティブアプリのwatchOS 1アプリのアップデートは承認されなくなり、watchOS 2もしくはそれ以降のSDK(ソフトウェア開発キット)で作成されたネイティブアプリのみアップデートできるようになります。
また、新しくリリースされるwatchOSアプリはwatchOS 4もしくはそれ以降のSDKで作成されている必要があります。
Apple Watchシリーズ3からはApple Watch単体での動作が可能になったため、iPhoneとの連携が必要な非ネイティブアプリが淘汰される流れは当然でしょう。
Source:Apple
(kotobaya)