Apple、純正マップの「車線案内機能」提供範囲を拡大 日本は依然未対応
AppleはiOS11から搭載した純正マップの「車線案内機能」をオーストラリアやカナダなど新たに5ヶ国で提供開始したことがわかりました。
なお、日本では本稿執筆時点でも未対応となっています。
曲がる道をわかりやすく教えてくれる
iOS11の純正マップで登場した「車線案内機能」は、運転中に曲がるべき道や高速道路などで降りるべき出口に近づいた時に、画面上部に進むべき方向を表示してくれる新機能です。
Lane Assistance Guidance showing up finally in the UK on iOS 11.2 in Apple Maps! pic.twitter.com/G5KMfSipWC
— Drew Post (@drewpost) 2017年11月11日
この機能は、CarPlayにおいてマップをナビゲーションとして利用している場合に使うことができ、ナビゲーション中は現在地や進行方向に応じて地図が移動し、目的地までの進路をターンバイターン方式で音声案内してくれます。
カーナビのように画面上に車線が表示されることで、複雑な道でもこれまで以上にわかりやすく進むことができます。
7ヶ国で提供中
車線案内機能は、アメリカや中国ではすでに提供されていますが、このほどオーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イギリスの5ヶ国でも新たに提供が開始され、現在では7ヶ国で利用可能となっています。
なおApple JapanのiOS11のページでも車線案内機能については記載されていますが、残念ながら日本は依然未対応です。ただし、サービス提供範囲は徐々に広がっていますので、日本でも近いうちに利用可能になるでしょう。
Source:MacRumors
Photo:flickr-Mirko Tobias Schäfer
(kotobaya)