Intelが次世代通信規格5Gの商用モデムを発表、デバイスでの使用は2019年から

Intel 5G

Intel-5G-modem
 
米チップメーカーのIntelは、同社初となる商用の5Gモデムを発表しました。次世代通信規格「5G」は、単なる4Gのアップデートではなく、2020年に通信トラフィックが現在の1,000倍になることを見込んだ上で導入される無線通信システムであり、自動運転車やAI、ヘルスケア、スマートシティなどネットワーク通信の使用用途は多岐にわたります。

Intel初の商用5Gモデム「Intel XMM™ 8060」

米チップメーカーのIntelは、同社初となる商用の5Gモデム「Intel XMM™ 8060」を発表しました。
 
今年の1月に家電見本市CES2017で発表されたIntel 5G Modemは、5Gデバイスの開発を促すためのものでしたが、今回発表されたのは実際にデバイス内で使用可能な商用モデムで、企業向けに2019年中頃にも出荷される見通しです。
 

Intel XMM 8060

Intel XMM 8060


 
次世代通信規格「5G」は、単に4Gネットワークの延長線上にあるわけではなく、2020年の通信トラフィックが格段に増加した社会をベースに構想されています。
 
IoT(モノのインターネット)から、自動運転車、AI、ヘルスケア、スマートシティなど、これまでネットワークにつながっていなかったものに通信モジュールが埋め込まれることでトラフィックは現在の1,000倍になるともいわれています。
 
急増する通信トラフィックへの抜本的な対策として提示されているのが5Gであり、これまで使われてこなかったより高い周波数帯域を活用し、トラフィックを分散させることで通信の高速化、大容量化を目指しています。
 
 
Source:Intel via Business Wire, CNET Japan, TIME & SPACE
(lexi)

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