米ファッション雑誌VogueがARフィルターを開発、iPhone Xで利用可能に
VogueがAppleとタッグを組んでiPhone X向けにARフィルターを開発していることが報じられています。iMessageの拡張機能として12月1日から利用可能になるとのことです。
SnapchatのAR機能に似た多次元フィルター
米ファッション雑誌のVogueがiPhone X向けにAppleと開発中の多次元フィルターは、SnapchatのAR機能のようにユーザーの顔をTrueDepthカメラで3D認識し、コンピュータグラフィックスをかぶせ合わせることができます。
iPhone XユーザーがVogueアプリをダウンロードすると、機能がiMessageに自動的に組み込まれ、ARフィルターを楽しめるようになっています。
Vogueの多次元フィルターを使うと、2018年の春夏のトレンドを周囲環境にまとうことができ、出来上がった画像をメッセージで送ることができます。
今後期待されるコラボレーション
Vogueはこれまでテクノロジーを巧みに利用しながら新しい文化の発信の仕方を探ってきました。今年の初めにはGoogleと協力してバーチャルリアリティを使った没入型の動画シリーズを制作しています。
iMessageなどのメッセージングアプリに組み込むことができるARフィルターは、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も、「これらの機能はやがてウェブサイトを持つのと同じくらい重要になる」と語るほど注目されているメディアです。
Vogueは、ARフィルターにさらなるトレンドを追加していく予定であり、今後様々なコラボレーションが期待されます。
Source:The Business of Fashion
(lexi)