スティーブ・ジョブス氏が所有していたBMW Z8がオークションに出品される

Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブス氏が以前所有していたオープンカー「BMW Z8」が、12月6日にマンハッタンで開催されるSotheby’sのオークションに出品されることがわかりました。
売却予想額は30万ドル~40万ドル(約3,400万円~4,500万円)に達すると予想されています。
ジョブス氏が約3年間使用
今回出品されることになったBMW Z8は、2000年4月1日に製造され、同年10月から2003年まで約3年間ジョブス氏が使用したモデルです。
ジョブス氏は自動車愛好家としては知られていませんが、BMWのオートバイやメルセデスベンツSLのもつデザインに傾倒しており、Z8はOracleの創業者ラリー・エリソン氏から勧められて購入したといいます。
ジョブス氏はこのZ8を2003年までしか所有しておらず、その後はロサンゼルスの現所有者に売却していますが、過去17年間に渡る走行距離はわずか15,200マイル(約24,400km)で、良好な状態のようです。
この車にはジョブス氏がおそらく嫌っていたであろう、BMWブランドのモトローラフリップフォンといったアクセサリーが搭載されており、「JOBS Z8」と記載されたナンバープレートが後の所有者によって取り付けられています。
ジョブス氏のカリフォルニア州登録証のコピーなども付属
また、このZ8にはジョブス氏が所有していた当時に受け取った自動車関連の請求書や、ジョブス氏の名前と住所が記載されたカリフォルニア州の登録証と自動車所有証明書のコピーなども付属されるようです。
BMW Z8は1999年から2003年にかけて5,700台以上が生産され、当時の価格で165,000ドル~200,000万ドル強(約1,900万円~2,300万円)で販売されていましたが、現在はジョブス氏が所有していた車ということでプレミアムが付き、落札価格は30万ドル~40万ドル(約3,400万円~4,500万円)になることが予想されます。
Source:sotheby’s
(kotobaya)