Appleが14歳少年に奨学金を給付、レース鳩愛好家のためのiOSアプリを評価
北アイルランドに住む14歳の少年がAppleから奨学金を授与されました。祖父を含むレース鳩愛好家のために作ったiOSアプリがAppleの目にとまり、同社の開発者向け会議であるWWDC 2017に招待されたとのことです。
レース鳩の速度を計算できるアプリを開発
北アイルランドのダウン州にあるドロモア出身の14歳のジャック・デレイニー氏は、鳩レースのスタート地点から巣までの距離と時間を入力すると速度を割り出してくれるiOSアプリを開発しました。
鳩レースとは、競技用に繁殖、飼育された伝書鳩がスタート地点から巣(ゴール)にたどり着く速さを競うスポーツです。
祖父の影響で鳩レースにのめり込んでいったデレイニー氏は、今では主要レースに常に同行するまでの実力となっています。
アプリの使用頻度に目をとめたApple
デレイニー氏の開発したiOSアプリFirst Flightは、週ごとに数千回使用され、それがAppleの目にとまりました。
その結果、わずか14歳でAppleの開発者向けの会議であるWWDC 2017年に招待されます。
「350人いるスカラーシップ受賞者の中に選ばれた」とデレイニー氏はTwitter上で喜びを語りました。
デレイニー氏の開発したアプリは無料でダウンロード可能となっています。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:BBC
Photo:Wikimedia, Jim.henderson/Wikimedia
(lexi)