Apple、ベルリンのコワーキングスペースに少人数チームを配置
Appleは、ベルリンのコワーキングスペースに少人数からなるチームを配置しました。開発は秘密裏に行なうことで知られるAppleとしては珍しい動きだと注目が集まっており、市内での自動車関連のプロジェクトなのではないかとの憶測が飛び交っています。
オフィスで働いているのはたったの3人
今回Appleのオフィスが見つかったのはベルリンの中でも人気のフレデリック通りで、イスラエル企業のMindspaceが多くのフロアを保有しています。
Appleは「どのオフィスを借りているかなんていちいち答えられない」とコメントを控えました。
Mindspaceは、Appleが昨年ベルリンで事業所を開設した際に、「今度はうちに声をかけてくださいね。ややこしい手続きなしでずっと簡単にできますから」とツイートをちゃっかりと入れていました。
Hi @Apple you could have avoided all the hassle of locating an office in #Berlin. Next, just come to Mindspace 😉 https://t.co/ccif7qgqd6 pic.twitter.com/fH9tg9n5yA
— Mindspace (@MindspaceME) December 18, 2016
Business Insiderに寄せられた情報によると、今のところ新オフィスでは3人しか稼働していないとのことです。2人の女性とApple Musicのドイツ、スイス、オーストリア担当者だけがMindspaceのコワーキングスペースに移り、残りのチームは未だに前の事業所で作業しているといわれています。
自動運転車プロジェクトをベルリンで?
LinkedInの情報によると、ベルリン市内で働くAppleの従業員は総勢168人います。多くはApple Storeのスタッフですが、中にはエンジニアも数十人含まれているとのことです。
Appleは、ベルリンにおいて自動車関連プロジェクトを行なっていると一度も認めたことはありませんが、Ford、メルセデス・ベンツから自動車の専門家を数十名採用したと英メディアのFinancial Timesにより伝えられています。
Project Titanと呼ばれる自動運転車のプロジェクトなのではないかとの意見もありますが、真相は謎に包まれたままです。
Source:Business Insider
Photo:Mindspace
(lexi)