自転車の次は自撮り棒!?とどまるところを知らない中国のシェアリング経済

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    モバイル決済と国民管理システムとの融合により、最新テクノロジーが矢継ぎ早に街中へ投下されることが話題の中国において、新たなシェアビジネスが産声を上げたようです。一世を風靡したシェアバイクに続いて北京に登場したのは、シェア“セルフィースティック”です。

    バイクの次はセルフィースティック?

    今のところはまだ大掛かりに街中へ投下されているわけではないようですが、中国SNS微博のユーザーによると10月1日、北京の駅(长虹桥公交站)周辺の柵に巻きつけられるようにして、突然カラフルなセルフィースティック(自撮り棒)が登場したようです。
     
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    セルフィースティックは5色が用意されており、どれもQRコードを微博でスキャンし、パスワードを取得することで自由に使えるという仕組みです。実際に試した人物の話では、デポジットや費用は要らず、理論上は持って帰っても問題はないとのことです。
     
    ただ、パスワードを入手するには、食品会社の微博を登録する必要があることから、シェアリングエコノミーに乗じた宣伝の一種ではないか、ともみられています。

    都市の景観を損なうとの否定的な声も

    中国都心部では、膨大な量のシェアバイクが公共スペースや道路を埋め尽くしてしまうことを快く思っていない市民も多く、最近始まった当局の規制を歓迎する向きが少なくありません。
     
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    したがって、このセルフィースティックのシェアについても、ネットでは面白い試みだとする声がある一方で、「なぜ市は回収しないんだ。都市の景観に影響を与える」「2元で手に入るセルフィースティックを誰がシェアするんだ」といった否定的な意見も目立ちます。
     
     
    Source:MyDrivers
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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