ドコモやmineo、020番号を提供開始 データ専用SIMやIoTプラン向け
NTTドコモは10月2日より、020番号で始まるM2M等専用番号の提供を開始しました。
また、ドコモ回線を利用するMVNOのmineoも、データ専用SIMのDプラン契約者を対象に10月2日から020番号を提供することを発表しています。
ドコモはM2M等のサービスプランが対象
020から始まる番号は、携帯電話番号の枯渇対策のため、総務省によって新たに創設された電話番号で、パケット通信のみを行うM2M(Machine to Machine)サービスを対象に提供されます。
ドコモで020番号の対象となるのは、IoTプラン、IoTプランHS、LTEユビキタスプランS/M(高速オプション含む)、LTEユビキタスフラット、FOMAユビキタスプランS/M、位置情報専用プラン、トランシーバプラン、かんたん位置情報サービスプラン、お便りフォトプランフラットを新規で契約した場合です。
020番号の提供については、すでに今年の1月にキャリア3社が発表しており、KDDIやソフトバンクもドコモと同様、10月より順次提供開始を予定しています。
mineoも020番号を提供開始
また、格安SIMを提供するmineoも10月2日より020番号を提供することを発表しました。
対象となるのは「ドコモプラン シングルタイプ(データ通信のみ)/SMS」を新たに契約した人で、SMSや音声通話ができるデュアルタイプ、auプランでの契約は対象外です。
なお、020で始まる番号はデータ通信専用SIMのみに提供される番号のため、緊急通報を維持するためなどに徴収されるユニバーサルサービス料は負担対象外とのことです。
Source:NTTドコモ,mineo
Photo:photo AC-buri
(kotobaya)