Apple初のコンピューターとジョブズ氏のサイン入り雑誌がオークションに出品

    スティーブ・ジョブズ
     
    世界に数台しか完動品が現存していないとされる、Appleが初めて発売したコンピューター「Apple Ⅰ」が、新たにオークションへ出品されたことが分かりました。Apple Ⅰはコレクターの間でもレアなアイテムとして人気が高く、ここ数年は数千万円の価格で取引されるのが常です。また、同時に創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が表紙の雑誌「Newsweek」も、本人のサインつきで出品されています。

    これまでも数千万円の値で取引されてきた

    今回オークションに出品されたApple Ⅰは、元はAppleの従業員だったアダム・スクールスキー氏が所蔵していた「スクールスキー・モデル」とされるもので、すでに15万5,000ドル(約1,700万円)の値が付いています。想定価格は70万ドル(約7,700万円)ほどだとみられています。
     

    apple Ⅰ オークション

     
    Apple Ⅰは、スティーブ・ジョブズ氏と同じくAppleの創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏の開発によって、実際に市場に175台が出回り、現存が確認されているのが66台、そのうち完動品は6〜8台と言われています。
     
    もとは、500ドル(約5万5,000円、後に666.66ドルに変更)で販売されていたコンピューターですが、その後のApple人気の高まりとともに、半ば「伝説」と化したApple Ⅰの価格もプレミア化し、6月に行われたオークションでは35万5,500ドル(約3,900万円)の値で落札されています。

    ジョブズ氏本人のサインつき

    また、同じタイミングで、スティーブ・ジョブズ氏が表紙を飾った、1988年10月24日号のNewsweek誌もオークションにかけられています。「ミスター・チップス:スティーブ・ジョブズはコンピューターに「ワオ(驚き)」を取り戻した」という見出しの下には、「物作りが好きだ」というコメントと共にジョブズ氏直筆のサインが確認できます。
     

    newsweek スティーブ・ジョブズ オークション

     
    この雑誌の落札価格は、最終的には1万ドル〜1万5,000ドル(約110万円〜165万円)ほどとなる見込みです。
     
     
    Source:PhoneArena,CharityBuzz
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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