Apple、画面のバックライトを音楽に合わせて点滅させる特許を出願

iPhone6

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Appleが、液晶画面に搭載されたバックライトの発光パターンを変える特許を申請していたことがわかりました。
 
特許申請書には、発光パターンは音楽プレイリストの特徴によって決まると記載されており、ランナーが夜に音楽を聞きながら走る際に安全ランプとして使ったりするためのものではないかと考えられます。

音楽や加速度センサの動きを検出することで発光パターンが変わる

米国特許商標庁(USPTO)は現地時間9月7日、「HANDHELD DEVICES AS VISUAL INDICATORS(可視的表示器としての携帯端末)」と名付けられた特許を公開しました。
 
音楽によって明るさが変わる
 
特許申請書には、iPhoneなどのモバイルデバイスのバックライトの明るさを、演奏されている曲によってゆっくりと変化させたり、点滅させたりするための技術が記載されています。
 
ランニングをする人
 
使用例として、発光しているデバイスを腕に着けてランニングしている人のイラストもあります。最近では、夜間に音楽を聴きながら走る人も多いため、このイラストではデバイスが安全ランプとしての役割を果たしていると考えられます。
 
また音楽プレイリストだけでなく、デバイスに搭載された加速度センサの動きを検出することで発光パターンが変わるというアイデアも記載されていました。
 
しかし、このような機能に関しては、App Store内にも同じような特徴を持つサードパーティ製アプリが既に存在するため、他のAppleが申請した特許と同様、実際に使われることはないかもしれません。
 
 
Source:USPTO via THE VERGE, CNET Japan
Photo:flickr-Paul Hudson
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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