iPhone8用のLightningコネクタ画像が流出?急速充電に関係か
iPhone8は、iPhoneユーザー念願の急速充電(USB Power Delivery)に対応すると考えられています。それに関連するのか、iPhone8向けのLightningコネクタは、従来のものと少々構造が異なっているようです。
急速充電に対応?
中国SNSの微博で公開された、iPhone8向けのものとされるLightningコネクタは「集積度が更に高くなっている」と業界関係者が述べるとおり、従来のコネクタとは異なる点が多数見られます。例えば、iPhone7用のコネクタで確認できる、複数のチップ(NXP 20P3、ST USB2A、TI BQ2025など)が存在する部分は、iPhone8のコネクタでは、NXP 6B0Aと記載されたパッケージ基板が目立っているのみです。
こうした変更が一体何を意味するのか、コネクタの基板のみでは判断がつきませんが、iPhone8が急速充電に対応することに関係しているのでは、という見方が一般的です。
乱立する急速充電の規格
すでにAndroid OSを搭載する数多くのスマートフォンが急速充電に対応している通り、現在スマートフォン市場には様々な規格が溢れています。QualcommのQuick ChargeとMediaTekのPump Expressを筆頭に、OPPOのVOOC(OnePlusのDash Charge)、HuaweiのFCP/SCP、SamsungのAdaptive Fast Chargingなどなど、数えだすとキリがありません。
このうちAppleが採用するのは、iPadやMacBookで採用しているのと同様、標準化団体のUSB-IFが推し進めるUSB PD(USB Power Delivery)という規格だとみられています。
Source:充電頭 via 気になる、記になる…
(kihachi)