iOS版のGoogleアシスタントが日本語に対応!Siriより優れている点は?

Googleは、iOS向けアプリGoogle アシスタントの日本語版を公開しました。話しかけるだけで、Googleのサービスに連携した各種操作が可能です。
Android版に遅れること約3カ月でリリース
話しかけるだけで多くの質問に答えてくれるGoogle アシスタントは、2017年5月にアメリカでiOS版が利用可能になったほか、日本語対応はAndroid版が先行していました。
Googleが提供するサービスやアプリと連動して、Web検索や経路検索のほか、天気予報、Gmailでのメール送信などを利用することができます。
ただし、サードパーティアプリという性質上、電話やiMessage、端末に保存された写真といった、iOSが管理する領域を操作することはできません。
声を出さなくても使えるGoogleアシスタント
Apple純正の音声アシスタント、Siriのように「ヘイ、Siri」と話しかけて起動することはできませんが、ウィジェットに登録しておけば、ロック画面を左にスワイプするだけで起動できます。
また、Siriは話しかけて操作するため、声を出すのが気恥ずかしい場面では使うのをためらうこともありますが、Googleアシスタントは起動直後から音声でも文字入力でも操作できるので、周囲に人がいる時など、Siriよりも使いやすく感じる方も多そうです。
ボリュームの調整やiPhone純正アプリの操作はSiriに任せて、GoogleカレンダーやGmailなどGoogleのサービスはGoogleアシスタント、と使い分けるのが便利かもしれません。
なお、筆者が試した範囲では、音声認識の精度や回答の的確さに目立った差は感じられませんでした。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:App Store
(hato)