Microsoftが杖型ARデバイスの特許を取得
Microsoftが杖型のAR(拡張現実)デバイスの特許を取得したことがわかりました。MicrosoftのARデバイスといえばHoloLensが話題になりましたが、最近あまりアップデートを聞きません。Microsoftの杖型デバイス特許取得の狙いとは?
他社VRヘッドセットのためのアクセサリ?
TwitterユーザーWalkingCatが見つけた特許の設計図によると、新しい杖型デバイスにはボタン、トリガー、そして指ガードが確認できます。
Microsoft Patent: Augmented reality input device https://t.co/qmxB5WnOq4 pic.twitter.com/TIz7KeTBbt
— WalkingCat (@h0x0d) August 23, 2017
今回の杖型デバイスらしきものは、昨年6月に公開されたWindowsの複合現実プロジェクトのプロモーションビデオのなかにわずかに写っています。ビデオでは、VRヘッドマウントディスプレイであるHTC VIVEと同期して動作している様子が確認でき、このことから、杖型デバイスはHoloLensのみのアクセサリというよりもその他のパートナー企業のVRヘッドセットを含めた、ミクストリアリティ(VR・AR)全般のためのコントローラになるのではと予測されています。
ミクストリアリテイヘッドセットの価格はどんどん下がってきており、今年に入ってAcerが約33,000円のVRヘッドセットを発売するなど、一般のユーザーの手にも届きやすくなってきました。Microsoftの杖型デバイスは、増え続ける一般AR・VRユーザーを見据えての開発になるでしょう。
Source:The Verge
(lexi)