アメリカで21日皆既日食~NASAがiOSアプリなどでライブ配信

iOS アプリ NASA

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現地時間8月21日に、約1世紀ぶりとなる北アメリカ大陸を横断する日食が予測されており、すでにアメリカ全域で大きな期待感に包まれています。その中でNASAは、iOS端末やApple TVなどを通して日食の様子をストリーミング配信を行うことを発表しています。

現地時間21日朝~日中にかけて観測できる

太陽の前に常に月が位置し太陽をすっぽりと覆う状態のまま移動する道筋となる、「皆既日食が観測される道筋」が算出されました。これによると、日食は西海岸のオレゴン州リンコーン市で午前9時5分頃(日本時間22日午前2時5分頃)から始まり、東海岸のサウスカロライナ州チャールストンで午後2時48分頃(同22日午前4時48分頃)に終わるとされます。
 
月の影が完全にアメリカ大陸から消え去るのは午後4時9分頃(同22日午前6時9分頃)で、皆既日食ではない、一部を欠いた状態の通常の日食は全米で見られます。

NASAがライブストリーミング配信を予定

NASAは、iPhoneやiPadといったiOS端末など向けに、皆既日食のライブストリーミング配信を実施予定です。日食の様子は地上、航空機、もしくは国際スペースステーションから配信され、皆既日食が観測できる道筋以外の人も楽しめます。
 
NASAライブ放送は、iOS端末のNASAアプリ、またはtvOSのNASA アプリで視聴できます。tvOS版は第4世代Apple TVの App Storeを通して入手でき、AndroidユーザーはAndroidスマートフォン、Amazon Fireタブレット、Fire TV デバイスが対応端末です。
 
また、簡単に皆既日食の道筋、起こる時間と位置、食分の割合が確認できるインターアクティブマップも公開されています。
 

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カテゴリ:教育
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F1.7~2.0のカメラでビデオ撮影する場合は注意

なおNASAは、太陽に直接一定の時間のあいだF値1.7~2.0までの広角レンズを搭載した端末でビデオ撮影する場合に、内部損傷が起こる可能性を指摘しています。iPhoneシリーズではF値1.8のiPhone7が対象となります。
 
日本では残念ながらこの夏の壮大なイベントに直接出会うことはできませんが、興味がある方は、リアルタイムで全米の興奮の様子を映像を通して楽しんでみるのもいいでしょう。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Pixabay
(tvc)

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