インドでのハイパーループ構想にAppleが絡んでいる?

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    距離の離れた都市間を高速で移動できるようにするハイパーループ構想と言えば、TeslaやSpace Xで知られるイーロン・マスク氏によるアメリカでのプロジェクトが有名ですが、密かにAppleもインドでの開発に絡んでいるようです。インド鉄道の幹部が明らかにしました。

    時速600kmで大都市間を移動

    インドでは現在、1,800億ルピー(約3,100億円)を投じて、デリー〜ムンバイ間とデリー〜コルコタ間をハイパーループで結ぶ計画を立てています。完成した暁には時速600kmで移動できることになり、鉄道を使った場合、現在16時間近くかかるデリー〜ムンバイ間(約1,400km)が、将来的には3時間以下で済んでしまいます。インド鉄道のスレーシュ・プレヴ氏によると、すでに6〜8カ月前から政府とテクノロジー企業が協力して計画を推進しているとのことです。
     
    さらに同氏は具体的な企業として「Appleのような企業とともに働いている」と名前を挙げ、テクノロジーは単にインドへ輸入されるものではなく、インドにおいて開発されるものだ、と強調しました。

    Appleが協力する理由とは?

    具体的にAppleがどのような形で、インドのハイパーループ・プロジェクトに関わっているのかは謎ですが、すでにiPhoneの組み立てをインドで行っていることから、安定して端末を供給するという点でも、協力を進めることは理にかなっていると言えるでしょう。
     
    ちなみに、メルカトル図法にもとづく地図からはなかなか実感できませんが、インドの広さは西ヨーロッパがすっぽり収まってしまうくらいの広大な国土を有しています。
     
     
    Source:Business Today
    Photo:Flickr-Belur Ashok
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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