Lenovo、折り曲げて腕輪のように装着できるスマートフォンを展示

    lenovo 折り曲げ スマートフォン

    lenovo 折り曲げ スマートフォン
     
    Lenovoが自社の主催するイベントTechworldにて、自由に形状を変えて身につけることのできる次世代スマートフォンを展示しています。有機ELディスプレイの低コストでの量産が本格化するに従い、こういったウェアラブルタイプのスマートフォンが主流になっていくと考えられます。

    2~3年以内に市場へ投入するとコメント

    LenovoがTechworldで公開したスマートフォン「Cplus」は、自由に折り曲げ可能という次世代デバイスです。画像では腕に巻きつけて、ウェアラブルのようにして利用できる様子が確認できます。
     
    lenovo 折り曲げ スマートフォン
     
    使用されているのは、4.35インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイで、背面ボディの色を自由に選ぶことができます。また、差し替えが不要である次世代SIMカード「eSIM」が利用可能です。
     
    残念ながら、今回のイベントで展示されているのはコンセプトモデルであり、商品化への具体的な計画は立っていませんが、ニュースサイトIT之家がLenovoへの取材を行ったところ、2~3年以内には量産し市場に投入する見通しとのことです。

    OLEDの進化で現実味を帯びてきた

    自由に形を変えられるタイプのスマートフォンは、2008年にNokiaがコンセプトとして発表したMorphに代表されるように、以前から様々なスマートフォンメーカーによって開発が進められてきました。
     
    近年になって、巻物のように扱えるOLEDディスプレイの開発が本格化の兆しを見せてきたこともあり、LGやSamsungなどがスマートフォンやタブレットへの適用を計画していると言われています。
     
     
    Source:IT之家
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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