14歳の少女、入浴中にスマートフォン使用で感電死

スマートフォン 感電死

スマートフォン 感電死
 
入浴中にスマートフォンを誤って使用したため、14歳の少女が感電死するという事件が、アメリカのテキサス州で発生しました。遺族は、誰にでも起こりうる事件だとして、入浴中に携帯を含む電子機器を無闇に使用することを避けるよう、注意を呼びかけています。

スマートフォンと充電のセットで感電死

「火傷の痕が彼女の手にあった。手には携帯が握りしめられていた。何が起きたのかはすぐに分かったよ」と、地元メディアの取材に答えたのは、被害に遭ったマディソン・コーさんの祖母です。
 
マディソンさんは、入浴中に電源ケーブルに繋がれているスマートフォンを手にしたか、あるいは充電しようとしたかのどちらかによって感電死したと考えられています。
 
「他の人に起きる必要のない類の悲劇だ」として、遺された家族はマディソンさんの死をきっかけに、入浴中に充電中の携帯を使用しないよう、Facebookなどで注意を呼びかけています。また、彼女の死を悼んだ友人たちによってオンラインで寄付が募られており、執筆時点で11,000ドル(約125万円)以上が寄せられています。

電子機器の浴室使用は、死に至る危険性がある

こうした事件は決して珍しいものではなく、充電器を胸のうえに置いてiPhoneを充電しながら入浴した結果、男性が感電死した例が、最近も報告されています。
 
「充電器のような危険性のなさそうな機器でも、浴室でヘアドライヤーを使うのと同様、死に至る危険がある」と言われています。またiPhone7/7 Plusは耐水機能を備えていますが、Appleは入浴時の使用は禁じているうえに、本体が液体にさらされた場合は必ず完全に乾燥させ、充電したり Lightningアクセサリを接続したりする前に5時間以上間を空けるよう、呼びかけています。
 
【追記】地元警察は、マディソンさんが亡くなる直前に送ったメッセージを公開しました。
 
 
Source:KCBD-TV,GoFundMe
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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