初めてiPhoneを手にしたときの思い出は?「文字が打てなかった」とジャーナリスト

初代iPhone

初代iPhone
 
初めてiPhone3GSを手にした時のことを、筆者は未だに忘れることができません。文字がまともに入力できない――おそらく世界中の人々が、スマートフォンを初めて手にしたとき、同じ思いを抱いたに違いありません。iPhone登場10周年を間近に控え、初代iPhoneをレビューしたジャーナリストたちが、当時の思い出を語っています。

思わず窓から投げ捨てそうになった

「(手にしてから)3日後に」とウォルト・モスバーグ氏。「今にも窓から投げ捨てたい気分だったよ」
 
彼が語るのは、物理キーボードが存在しないiPhoneに対する当時の苛立ちです。今となってはディスプレイ内のキーボードが当たり前ですが、それ以前はBlackBerryに代表されるように、テキストをタイプするには物理キーボードで入力するのが一般的でした。
 
これについて冗談めかして続けるのは、スティーブン・レヴィ氏です。「それから10年後、まだメールの下に小さなメッセージを付け加えるんだ。『携帯で入力しました。タイポは許して』ってね!」

フリック時のモーションにも神経を尖らせた

もっとも、iPhoneキーボードのユーザーインターフェースは、優秀なAppleのエンジニアたちによる努力の結晶であることは特筆しておくべきでしょう。
 
当時Appleのエンジニアだったバス・オーディング氏の尽力で、タッチスクリーンの世界でオブジェクトが物理的に動くようになった、と指摘するのはデビッド・ポーグ氏です。「フリックするとき、(キーの)リストが勢いをつけてどう動くか、あるいは、入力を終えるとき、どのようにしてリストがわずかにバウンスするのか。これらの一部はバス・オーディングのおかげだ」
 
オーディング氏によれば、自分たちのアイデアをべースに開発したものが、後に10億人に用いられるようになるとは当時、チームの誰も想像しなかったようです。また、現在Appleで副社長を務めるフィリップ・シラー氏も、これほどiPhoneが売れるとは思わなかった、と語っています。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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