Apple、お手軽ビデオ編集アプリ「Clips」公開!撮影中に音声認識で字幕生成も

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    Appleは、iPhoneやiPadでビデオクリップを簡単に作ることのできる無料アプリ「Clips」を公開しました。リアルタイム音声認識で、字幕を入れることが可能です。

    手軽にビデオクリップを作成!

    先日、Appleが4月上旬の公開を予告していたClips」が、日本時間4月7日早朝に公開されました。3月末に公開されたiOS10.3以降に対応しています。
     
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    「Clips」の特徴は、iPhoneで手軽にビデオクリップを作り、SNSでのシェアまでスムーズにできることです。映像にフィルタ追加、好みの音楽の挿入、複数の写真とビデオの組合せといった編集が、簡単な操作で可能です。
     
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    また、撮影中に話した言葉を音声認識し、リアルタイムで字幕にすることができます。筆者が試したところ、認識精度はSiriと同等で、ほぼ正しく認識していると感じました。誤認識があれば字幕をタップすれば簡単に編集できます。
     
    挿入可能な音楽は、写真アプリで自動生成される「メモリー」のBGMに使われている多くの曲から選ぶことができます。映像の長さにあわせて音楽を自動調整してくれるので、音楽が映像とともにフェードアウトし、自然な仕上がりになります。iPhoneのライブラリに保存された音楽を使用することもできます。

    「iMovie」よりも手軽に楽しむことを重視した「Clips」

    Appleが提供する、iPhoneで使える動画編集アプリには「iMovie」もありますが、筆者が使ってみたところでは、「Clips」はフィルタを掛けた自撮り動画に字幕をつけてSNSにシェア、といった手軽さを重視している印象を持ちました。
     
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    iMessageで、LINEのスタンプ風のステッカーが利用可能になったように、最近のAppleには、人気SNSの機能を積極的に標準アプリに取り込む姿勢を改めて感じます。

     
    以下は、米メディアMacRumorsが公開したハンズオン動画です。手軽に多彩な編集ができる様子がわかります。
     

     

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    カテゴリ:写真/ビデオ
    現在の価格: 無料

    ※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
     
     
    Source:Apple, MacRumors
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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