iTunes 12.6がリリース〜レンタル映画の続きを別の端末で視聴可能に

Appleが現地時間3月21日、iTunes 12.6をリリースしました。レンタルした映画をMacで視聴、続きをiPhoneで見ることが可能となります。
日本時間22日午前公開
Appleは9.7インチiPad、iPhone7/7 Plusの(PRODUCT)REDスペシャルエディション、Apple Watchの新バンド、iPhone SEの32GBと128GB版など一連の製品を発表したのに加え、iTunesの最新バージョンとなるiTunes 12.6をリリースしました。
記事を最初に公開した時点では、まだ日本では公開されていませんでしたが、その後午前11時少し前にアップデートされました。
レンタルしたデバイス以外で視聴可能に
米メディア9to5Macによれば、iTunes 12.6ではレンタル映画の再生機能が改良され、ひとつのデバイスでレンタル、視聴開始した映画の続きを、別のデバイスで視聴することができるようになりました。
Appleはこの新機能について、“rent once, watch anywhere(一度借りればどこででも視聴できる)”と説明しています。
これまではたとえばiPhoneで映画をレンタルした場合、そのiPhoneでしか映画を再生することができませんでした。
iOS10.3またはtvOS 10.2が必要
ただしこの新レンタル映画再生機能を利用するには、iOS10.3もしくはtvOS 10.2が必要です。現在iOS10.3はベータ7が開発者とパブリックベータテスター向けに公開中、tvOS 10.2もベータ6が開発者向けに公開中とベータ版の段階なので、一般ユーザーがこの機能を利用するには、正式版のリリースを待つ必要があります。
【2017/3/28 3:10追記】現地時間3月27日(日本時間28日)、iOS 10.3およびtvOS 10.2の正式版がリリースされました。アップデートが完了すると、映画のリレー視聴機能が利用できるようになります。
Source:9to5Mac
(lunatic)