NYのApple Storeにプーチンとトランプが裸で抱き合う画像が照射される

 
バレンタインデーの夜、ニューヨーク・チェルシーのApple Storeに足を運んだ人々は、さぞかし目を丸くしたことでしょう。建物の壁に、プーチン大統領と妊娠したトランプ大統領が裸で抱き合う巨大な画像が投射されていたのですから。

ユーモア溢れる企業広告

「私たちは人々を笑わせたいんです。ユーモアを通して、憎しみを愛に変えることができるんです」と語るのは、仕掛け人のブレナン・アルパー氏です。同氏は、互いに嫌だと感じている人々をマッチさせる、一風変わった出会い系アプリ「Hater」を運営する人物として知られています。
 

 
事実、画像に記載されているハッシュタグ「♯LOVE THROUGH HATE（憎しみを通して愛を）」は、トランプ大統領の就任前後に話題となったスローガン「LOVE TRUMPS HATE（愛は憎しみに勝る）」をもじったもので、「HATE（憎しみ）」とアプリ「Hater」とが係っているというわけです。

ニューヨーク各地でゲリラ的なイベント？

かねてより、プーチン大統領とトランプ大統領こそ互いに懇意であることが明らかになっていますが、トランプ大統領を好まない人物は多く、支持率は1月の時点で40％と低水準、20万人以上の会員を有する「Hater」でも80％近くのユーザーが同氏を「嫌い」と回答しています。
 
はたして、Appleが壁に照射することを許可したのかどうかは定かではありませんが、バレンタインデーにこの“キワモノ画像”を目にしたが最後、誰もが黙って微笑むしかないでしょう。
 

 
なお、このプーチン×トランプ画像は、Apple Storeの入った建物以外にも、ニューヨークの至るところで目にすることができたそうです。
 
 
Source：Business Insider
(kihachi)