特集
インフォメーション
ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)中国が、検索大手Baidu(百度)と提携、客の好みを推測するために顔認識技術を導入することがわかりました。
普通はレストランに入ると、客がメニューを見て選び、注文します。ところがKFC中国が採用した新技術では、まず顧客の顔をスキャンし、年齢、性別、表情などを分析、その客がもっとも好きそうなメニューを選び、客に勧めます。客はコンピューターがお勧めするメニューをそのまま選ぶことも、通常通りにメニューから注文することも可能です。
正直、顔スキャンをする分余計に時間がかかりますし、普通に注文を取ったほうがずっと効率がよさそうです。また当然ですが機械が個人の好みを推測しているのではなく、年齢や性別、地域といった統計上のデータから割り出しているに過ぎません。
BGRはこの顔認識について、通行人を1人1人スキャンして、それぞれに合った宣伝を提供する、映画「マイノリティ・リポート」(2002年公開)の一場面を彷彿とさせる、と記しています。
KFC中国の試みは、客により好みの食べ物をお勧めしたいというよりも、より多くのデータを収集してマーケティングに活用するのが目的のように思えるのは気のせいでしょうか。
Source:BGR
Photo:KFC
(lunatic)
--PR--
[公式] - iPhoneの購入や予約はオンラインで確実に!