MacBookの中から硬貨が発見!中国挿入説も浮上。その本当の理由とは

古いMacBookの底面パネルを外したら、内蔵するSuperDriveの中から硬貨が出てきたという報告が相次いでいます。
光学ドライブに硬貨の謎
Cult of Macによれば、実は同様の報告は2010年頃からあるのですが、最近再びGizmodoの記事で取り上げられたり、MacRumorsのMacBook Proフォーラムにコメントが続いたりしたために、「中国の工場労働者が組み立ての最中にランダムに硬貨を入れていたのではないか」といった、摩訶不思議な説まで登場しました。
もちろんこの説は「中国の労働者がどうやってアメリカやカナダの硬貨を入手したんだ」という発言で一蹴されています。
スロットから入り込んだだけ
種明かししてしまえば、MacBookをバックパックや手提げかばんに小銭と一緒に入れていて、キーボード脇のスロットから入り込んだのです。
しかしフォーラムのユーザーや一部のライターたちが面白がって話を膨らませたため、まるでミステリーのように仕立て上げられたというわけです。
ありとあらゆるものが発見
それでも「いつも同じ場所に硬貨が見つかるのはおかしい」という疑問はなかなか消えないようです。
Cult of Macが紹介している、元Apple Store Genius Barの従業員のコメントによれば、持ち込まれたMacBookの光学ドライブの「90%」で、何らかのアイテムが見つかったそうです。硬貨に限らず、紙クリップ、SDカードなど、スロットに入るありとあらゆるものが出てきた、と元従業員は語っています。
Apple製品などの分解レポートで有名なiFixitも、同様のコメントをしています。
以下にご紹介する2本のYouTube動画は、上は2011年にあるユーザーがMacBook Proのメモリをアップグレードしようと開いた際に25セント硬貨を発見した様子を撮影したもの。下はイギリスのニュースが、MacBookで硬貨が見つかった複数のケースを紹介しているものです。
Source:Cult of Mac,Gizmodo
Photo:YouTube (Greg Kilpatrick)
(lunatic)