初代iPhoneの試作品!?画像と動作映像が公開!iPodのような操作が特徴
Apple関係のリーク情報で知られるソニー・ディクソン氏が、初代iPhoneのプロトタイプの多数のスクリーンショットと動作映像を公開しました。おりしも、今年は初代iPhoneの発表から10周年に当たります。
iPodのようなクリックホイールを画面上でタッチ操作
公開された、初代iPhoneのプロトタイプとされる画像は、ディスプレイの下半分にある、iPodのクリックホイール風の部分をタッチ操作するデザインとなっています。
画面からは、電話、SMS、ミュージック、設定などのメニューが確認できますが、iPhone最大のヒット要因ともいえるブラウザが搭載されているかは確認できません。
本体の画像は公開されていませんが、製品版のiPhoneと同様にアルミニウム製筐体、マルチタッチディスプレイ、2Gの通信回線、Wi-Fiに対応しているそうです。
社内のコードネームで「Acorn OS」(Acornはドングリの意味)と呼ばれるOSで動作しており、起動時には画面にドングリが表示されます。
ディクソン氏は、この試作品について本当にAppleが制作した保証はない、としながらも、Appleが2006年に申請していた「マルチタッチデバイス」の特許書類内の下図FIG.11に、この試作品と同様のデザインがあるとして、開発途中で検討された案のひとつだろう、としています。。
iPod風の操作で動くiPhoneの試作品をとらえた映像は、こちらからご覧ください。
Source:Sonny Dickson
Photo:WIPO
(hato)